バフ

研磨する際に使用する布製の円盤

バフは研磨の際に使用するポリッシャーに取り付ける円盤型の道具のこと。昔はやわらかい布を使用していたので「羽布」と表記されていました。バフによる磨きは、板金塗装の最終工程の仕上げ磨きや汚れ落とし、艶出しなどの目的で行われます。バフにはさまざまな種類があり、目的に応じて使い分けます。大きくはウールバフ(毛バフ)とスポンジバフの2種類に分かれます。ウールバフは研磨力が強く、新車から数年経過し、細かい傷が多くついている車の初期研磨などで使われます。スポンジバフには中目、細目、極細目、超微粒子目といった、目の粗さが異なる種類がいくつかあります。中目のバフは、ウールバフを使用するほどでもない傷の初期研磨に、細目のバフは年数が経っておらずあまり傷の無い場合の初期研磨やウールバフで磨いた後の中間研磨に、極細目のバフは中間研磨や淡色車であれば仕上げまで、超微粒子目はきめが細かくやわらかいバフで濃色車の仕上げにも使えます。

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