ぼかし塗装

塗装した部分を周辺の元からの塗装に馴染ませるテクニック

車体の色は年月ともに少しずつ変化してきます。よって車一台一台の状態に合わせて塗料を調色していきます。しかし、どれだけ注意を払って調合しても完全に同じ色を再現することは難しいため、再塗装した部分が元の部分の色味になじむように“ぼかす”必要が出てきます。これが「ぼかし塗装」です。やり方はお店や担当者によっていろいろで、プロでも腕の差が出ます。調色した塗料にぼかし剤を入れる、トップコートにぼかし剤を入れる、溶剤で薄めた塗料でぼかす、吹き付けのテクニックでぼかす、などの方法を塗装する面積や場所、ソリッド、メタリック、パールなど塗装の種類によって使い分けていきます。また、どこをぼかすのかの判断も仕上がりを大きく左右します。たとえば塗装が必要な部分がドアだったとしても、フロントフェンダーまで距離が近ければぼかしを行う十分なスペースが確保できません。この場合はドアではなく、フロントフェンダーにぼかし塗装を行うことで、全体として違和感のない仕上がりを目指します。

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